｢キスしてごめんな〜？あ、ファーストキスだった？｣
｢…そーよっ!!あんたのせいで〜っ!!｣
超最悪!!
やっぱり全然かわいそうじゃない!!
｢ま、こういうことがあった俺とシイの関係は…永遠の親友ってことでっ♪｣
｢はぁ!?意味わかんないからっ!!｣
バシッ
クルッと私の肩に回そうとする渡川の腕をはらう。
いちいち馴れ馴れしいわっ!!
でもまぁ…
｢友達くらいなら…許す｣
私の小さな呟きにパァッと明るくなる渡川の表情。
そして隠れてる徹に向かって…
｢佐っ伯―っ!!お前ぼやぼやしてると俺がシイをかっさらうからなぁっ!!覚悟しとけ!!｣
……はぁ？
意味わかんないよ！
