君が転入してきた

 大分県から福岡県に

 私たちのもとへ

 帰ってきた

 君を見た途端

 胸が高鳴った

 でも

 クラスは離ればなれ

 12月のいまでも

 君とは口を交わしてはいない

 君と話したい

 あの日のように

 笑いあいたい


 いつしか私は

 君のことを

 好きになっていた