「呉亜、だ、大丈夫?」

心配しながら私を起こしてくれている桐葉の横で流騎弥君は………



「桜音…たしかにくーは今まで寂しかったかもしれねぇけど、俺がいるから大丈夫なんだよっ!」



…………………………。





「呉亜!?息して!息!」



桐葉が私の頭を上下に揺する。
あんまりにもフォローになってない言葉が聞こえたから、
私はある程度の時間、息が止まった。