ばかなじみ!!!!



すぐに受け取って財布を撫でた。




ボロボロで焼き焦げすぎている。




「…………」






中を開くと………





「………………っ!」





「父さっ…………んっ…」




「免許書もカードもお金も
全て焦げているのにも関わらず、
それだけは焼き焦げてなかったんです」







本当は気づいてた。

あの時触れた血は2人の
血だったんじゃないかって。



2人が座っていた方は
より炎が強くて、車が
突っ込んできていて2人共
血流したんじゃないかって。





でも、それを信じたくなくて…
結乃の言葉も信じれなくて…。





起きた時にはもう気づいてた。


親父と母さんはもしかしたら、
死んだんじゃねぇかって……。




ッゥ------ッ。





やっと涙が流れた。






その雫は静かに
四人分の遊園地のチケットに落ちた。