「いいかげん終……「うん………」 今にも消えそうなか細い声。 「父っ、さんと…母さんっ…… 死んじゃっ……た……」 「……今なんて……」 ぎゅっ。 初めて結乃の手を握り替えた。 それに答えて結乃もまた力を込めた。 「うっう………死ん、じゃった…」 ギリッ…結乃の爪が食い込んだ。 …結乃はまた泣き出した。 「………………?」 親父と母さんが死んだ? はっ、意味わかんねぇ。 誕生日にする冗談じゃねぇだろ。 なぁ…、早く嘘って言えよ…!