「柚子!?」
痛がる俺に素早く気づいて
結乃は涙と鼻水でいっぱいの、
汚ねぇ顔で覗き込んだ。
……せめて鼻水くらい拭けよ。
仮にもお前も女なんだし……。
「っ!ハァ…ハァッ…」
ドクッ、ドクッ。
フラッシュのように「赤色」が蘇る。
激しい赤色の炎、
結乃の赤色の血…
この手で触れた赤色の血の池。
「柚子!?大丈夫!?」
「親父と母さん…死んだり
してねぇよな?」
ってなんてこと言ってんだ俺。
馬鹿な呉でもこんな事いわねぇし、
天然の桜音でも
心配性の桐も
寂しがりの流騎でさえも
こんなこと言わねえよな…。
何変な事言ってんだ……。
痛がる俺に素早く気づいて
結乃は涙と鼻水でいっぱいの、
汚ねぇ顔で覗き込んだ。
……せめて鼻水くらい拭けよ。
仮にもお前も女なんだし……。
「っ!ハァ…ハァッ…」
ドクッ、ドクッ。
フラッシュのように「赤色」が蘇る。
激しい赤色の炎、
結乃の赤色の血…
この手で触れた赤色の血の池。
「柚子!?大丈夫!?」
「親父と母さん…死んだり
してねぇよな?」
ってなんてこと言ってんだ俺。
馬鹿な呉でもこんな事いわねぇし、
天然の桜音でも
心配性の桐も
寂しがりの流騎でさえも
こんなこと言わねえよな…。
何変な事言ってんだ……。


