「結……乃…?」 叫びすぎで声が掠れてきても 結乃の涙と声は枯れなかった。 心臓がやけにうるさくて…、 バクバクと鳴る。 泣き叫んでいる時も結乃は 固く俺の左手を握ったままで、 離さなかった……。 「結乃………」 病院の布団に次から次へと涙の シミが増えていく。 ………ズキンッ! 「………っ!」 急に激しい頭痛に襲われた。