「大丈夫、あんただけは守るから」
パサリとうつむいたままの結乃の
頭に巻かれていた包帯が解けた。
「…ほかの部屋に居んの?」
「………っ」
ベッドの布団に顔を押し付けて
小刻みに震えだした結乃。
「……うっ…うぅ……」
押し殺して泣く声、
それと同時に握られていた手も
力強く震えだす。
頭を上げた結乃の瞳から
ポトッ…………。
生暖かいものが握られた手の
上に一粒落ちた。
そして手の甲を滑らかに
滑り落ちた。
それを合図かのようにタガが
外れたように病室に
結乃の泣き声だけが響いた。
パサリとうつむいたままの結乃の
頭に巻かれていた包帯が解けた。
「…ほかの部屋に居んの?」
「………っ」
ベッドの布団に顔を押し付けて
小刻みに震えだした結乃。
「……うっ…うぅ……」
押し殺して泣く声、
それと同時に握られていた手も
力強く震えだす。
頭を上げた結乃の瞳から
ポトッ…………。
生暖かいものが握られた手の
上に一粒落ちた。
そして手の甲を滑らかに
滑り落ちた。
それを合図かのようにタガが
外れたように病室に
結乃の泣き声だけが響いた。


