ばかなじみ!!!!

最大の目的を忘れていたでござる!


まだ私、水着で
笑いを取っていないでござる!


行かなければならないでござる!


「シュタタ!
シュタタタターン!」



二人を残して忍者呉亜去る!





「ねぇねぇ桜音ー!」


パラソルの下で座っていた桜音の前で
流騎弥君のパーカーを脱ぐ。



悔しいけど、貧乳で笑いをとってやる!
はっ!やってやる!(ヤケクソ)


「ねぇ、どう思う?」


腕を横に伸ばして下敷き…
……………強調!!(涙)


どーだ!笑え!笑え!
笑うでござる!



「……水着っぽいなと思う?」





ガラガラガーラン



忘れていた!
こいつ最強最悪の天然だった!
しかも馬鹿だ!
もうツッコマナイ!



「桜音なんて海で溺れちゃえ!」


捨て台詞を吐き、私は桐葉と涼ちゃん
がいる浅瀬の海に入った。



「ねえ水着で笑いをとるには
どうすればよい?」


「………」


涼ちゃんは横目で見ただけで
ゴーグルをつくてクロールをしだした。



………!


それがなんと、まあ、速いこと!



「とらなくてもいいんじゃない?」



桐葉は笑って答えてくれた。



優しすぎるぜ!心優しき純粋君よ!


「でも笑いがないと!」


「大丈夫だって」

「でもでもでもでもでもでもでも」



「……呉亜」


コツッ。




私のオデコと桐葉の
オデコがこっつんこ。



「笑わかせようとしてくれなくて
大丈夫だから。
呉亜が笑ってくれればみんなも
笑顔になれるから、ね?」



「…………ほんと?」



「ほんと」



桐葉はよく、落ち着きが
なくなった私の顔を優しく
包んで自分のオデコをぶつける。