「呉と冷血女もいたのか…
ってなんだよ、この空気」
たこ焼きを手に入れて柚子の
兄貴帰宅!
「俺のイス無くなってっし…」
そして立ったままたこ焼きを
頬張る。
お行儀が悪いわ!
「お母さん、そんな子に育てた
覚えはないわっ!」
机の上に設置されている
ティッシュで鼻をかむ私は
見事にスルー…されました。
「知ってたし」
やっと桜音が口を開いた。
「いや、知らなかったでしょ!?」
じゃあ、なんでそんなに
残念そうにへこんでるのよ?
普段かっこいい顔だから、しょげてる顔がかわいい…じゃなくて!
「桜音…」
いつからこんな子に…って
小さい頃からだけど!
うん、昔から…………。


