…
コーワーイーかーらー!!
コワすぎんだろ、鬼の恋愛観!
愛が男を抹殺するよ?!
なるほどー、そーだねー、などと祥子と小鞠が目を輝かせて納得している。
イヤ───!!
恐怖の恋愛観が、伝染してマスYO!!
薫と大吾は開いていた膝を閉じて座り直し、小さくなってコーラを一気に煽った。
足りねーし!!
喉カラカラ───!!
「「ボクらは浮気シマセン。
アリエマセン。」」
「よい心掛けじゃ。
良かったな、祥子。」
「うんっ!!」
うさぎに頭を撫でられた祥子が、満面の笑みで頷いた。
…ほとんど脅迫デスケドネー?!



