そんなしょーもないやりとりをしてるあいだに 一時間が経過していた。 「真衣。」 いきなりの呼び捨てにとまどったが、 「ん?」 と返事をしてやった。 「もう遅いから、はやく帰れ」 「余計なお世話だ、ガキ。」 毒づいてやった。