「あの……ッ!!水…谷…さん……」 いきなり走り出したから息切れしてしまう。 階段をかけ上がって、青空の広がる屋上。 ふわふわただよう秋の髪を見ながら、呼吸を整える。 呼び掛けると秋は振り替えって ふわっ、と優しい笑顔を浮かべた… 「付き合って」 たった一言 あたしの心を揺らがせるのに足りないものなんて1つもなかった。