入学式が終わり、秋の回りには当たり前のように女の子が群がっていて。 中には告白し出す人もいたりした。 そんな中あたしは初めて人に積極的に、近づいた。 近づくと、秋はあたしと目を合わせた。 その目は “助けて” と、物語っていた。 その瞬間、秋は回りを見渡して、一言。 「ごめんね、俺用事あるんだ」