『桃、保健室来て』
送信っと……これでよし。
携帯を机に置いて、ベッドに寝転がる。
鼻を通る、薬品なのか保健室独特のにおいなのかわからないにおいが、あたしはあまり好きじゃない。
なんだろう。
うけつけない。
外はまだきれいな空で、日は変わってないなーとのんびり思う。
そう、屋上の出来事は今日だってこと。
嫌だなぁ。
考えたくないや。
そんなことを考えていたら、廊下を走る音が聞こえた。
近づいてる?なんて思ったときにはガラッとドアの開く音が聞こえ、ドタドタと誰かが入ってきた。
「愛里ッ!!」
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