そんなことを考えていると終わりを告げるチャイムがなった。 皮肉にも長い長い授業が早くすんだような気がして… 「愛里っ」 あたしの名前を元気に呼んで、笑顔で駆け寄ってくる桃。 「昨日のテレビのさー…」 桃が楽しそうに話してるけど、頭に入らない。 桃、あたし、いきたいんだ。 愛しい人のもとへ。 「…愛里」 桃子はそれにきがついて、話をやめた。 そしてため息をついて。 「そんな顔するくらいなら、水谷くんのとこに行けば?」