「愛里のばあか」 秋の家からの帰り道。 「秋変態…」 「変態じゃないよ、冷たいあーいり」 ニコッと笑いながら即答する秋を無視して、一人羞恥心にかられる。 体は守ったけど…守ったけど。秋ショック受けてたな。 まだ幼いあたしを許してください。 気がつくと、もうあたしの家。 「送ってくれてありがとう」 「どういたしまして」 そういって秋はあたしの髪を優しく撫でる。 その瞬間、“好き”が溢れる。 「…秋っ」