***** たくさん蹴られた。 たくさん傷ついた。 けれどその傷が、あたしがあの子から秋をとりかえすことができたって証。 平崎優奈。 幼馴染み、というもろく崩れそうな壁を壊してしまったけれど。 『お前はもう……幼馴染みでもなんでもない…!!!』 怒り狂った秋を見て。 あたしはすごく辛かった。 でも、それだけチャンスだと思った。