―――だけど、やっぱり秋のことが頭から離れない。 昨日…あのときには付き合ってたってこと?? それとも、あのあと?? 「愛里見たんだよね……キスしてるとこ」 「……うん」 あれは、“平崎さん”だったんだ。 上着を貸して…キスしてた人。 チクリと胸を刺すような痛みを覚える。 あたしの秋なのに。 そんな自分勝手な思いが頭を渦巻いて。