「できたよー」 皿に盛り付けて、桃に運ぶ。 「おいしそう!!いただきますっ」 一口食べると、おいしいって言ってくれる桃。 それが嬉しくて、あたしもつられてえがおになる。 こーやって…秋と一緒に食べたな…なんて。 「愛里??どうした??」 「あ、なんでもないよ」 違う。 今、私の目の前にいるのは秋じゃなくて、あたしの大切な親友、桃だよ? そんなこと、今になって思い出しちゃだめだ…。 桃を不安にしちゃダメだから。