冬が近づいてきて自然と口数が減る通学路。
一人で機嫌が悪そうに歩いている私そう中沢梨花16歳である

「最低だよ…」
と独り言をしゃべりながら通学路を歩いていたら後ろからいきなり抱きつかれた。

「おはよー!!朝からテンション低いね~せっかくの美人が台無しだよ!!りん」
「うるさいな~眠いんだから仕方ないじゃん!!まこがテンション高すぎんよ!!」