そう言って茄優は私に優しく甘い

 キスをくれた。

 オレンジ色の空は私達を美しく照らしてくれた。

 「捺希
  好きだから」

 「うん。私も」

 そして私は茄優に抱き付いた


 由音ねぇ私茄優と付き合うことになったよ

 ほんとは付き合うつもりはなかった

 だってなんだか由音ねぇに悪く思ってて

 でも由音ねぇの分も幸せになるね

 それで由音ねぇの分も私が残りの人生

 楽しむから


 今日から私と茄優は彼氏彼女

 改めてそう考えると

 ドキドキして夢みたいで

 急に恥ずかしくなった