「はぁはぁはぁ」

 私はとっさに起きた

 「夢・・か」


 頬には薄ら汗が流れていた。

 コンコン

 「捺希ちゃん
  ご飯どうする??」

 「すいません

  いりません」

 「そう

  わかった。また何かあればこのボタン押してね」

 「ハイ」

 そして看護師さんは出て行った

 喉にご飯を詰め込むほど

 食欲もなかった