きっとこの手も


  私を由音ねぇとかぶって

 握ってるんだと思う。


 「んっんん」

 すると茄優が目を開けて

 パッチリ目があった

 「おはよ。茄優」

 私はそう茄優に微笑みかけ

 言った

 「おはよ。」

 「何で私の部屋にいるの??」


 「あっ 嫌捺希に謝ろうと思って。」

 「朝の事??」

 「あぁ。
 
 その悪かった

 俺に気使ってくれてたのに

 無責任な事言って悪かった

 捺希の気持ち考えないで

 自分の感情ばっかり言って悪かった」