でもどこか気まずい空気が漂っている。 やっぱり私のせいだよね。 迷惑かけたからだよね。 やっぱり言わないほうがよかったのかな?? 「捺希 今日は検査あるの??」 突然お母さんが話しかけてきたため ビクっとなった。 「あっううん 今日はないよ。」 「そう。あまり無理はしないようにね。」 「ありがと」 でもやっぱりお母さんの顔は 曇っていて辛そうな表情だった。 それでも無理して笑顔を作るお母さんを見るのは ほんとに辛くて胸が締め付けられそうに 痛い気持ちになった。