捺希が目を覚まして

   早くも3カ月もたった

   体調はそれほど

   異変はない

   

   けど危険だから

   退院はできないって

   先生に言われた


   花火大会もこの病室から

   2人で見た

  
  「捺希~」

  「あっ茄優!」

  「どうだ?」


  「いつも通り~~」


  そう言ってキスをする

  今までの時間を埋めるかのように

  できた隙間を埋め尽くすように・・・