そして俺たちは車で家に向かった

  車の中では

  捺希は本当に嬉しそうに

  ソワソワしていた

  
  そんな姿がまた

  愛おしくなる俺も居た

  
 この時の俺は知らなかったんだ


 捺希の限界に・・・・


 これからの地獄に・・・・

 気づかなかったんだ