それからはせんせいが捺希を治療をしてくれた


   俺にはその原因が分からない

   「茄優君ちょっと。」


   捺希の担当の紗原先生に呼ばれて

   小さい部屋に連れてこられた

  「適当に座って」

  先生にそう言われて


  俺は先生の正面に腰をおろした

  「茄優君
   今日君を読んだのは
   捺希ちゃんの事なんだ」

   今日で捺希の事についての話は

  二回目だ

  「はい」

  俺は渋々返事をした

  続きを聞くのがコェーな

  けど聞かなきゃダメだな