「何で私ともさよならなのよ!」

  咲来は再び泣いていた

  そりゃそうだろう

  いきなり学校やめて

  俺たちにさよならなんて言われたって

  意味がわかんねー


  俺は黙って部屋を出た


  何も考えずにただ

  歩き続けた