「茄優泣かないでよ 私は死なない 私は死にたくないよ 私だって怖いし嫌だよ 茄優との思い出も 消えちゃうなんて考えると嫌だし 死ぬのが怖いよ」 「捺希・・・ 弱い俺でごめん」 「茄優は弱くないよ 強いよ 私の事いつも考えてくれてて」 そう言って私は茄優を抱きしめた 力強く抱きしめた それに応えて茄優も力強く抱きしめ返してくれた 綺麗な夜空のした 私達は抱きしめ合いながら 泣いた