咄嗟に顔を逸らす。

「美希!」

美希を見つけた。

「愛花、トイレ行こっか?」

「…そだね。」

良かった、美希は気付いてくれてたんだ。


トイレにはだれもいなかった。

「美希ぃ!」

涙が溢れた。

「愛花…これからどうするの?」