優しい手

『違うの…不安だから
とかじゃなくて、ただ
…心から悠哉を信じて
るから…一つになりた
いの…悠哉がすき*』


あたしはみるみる自分
の顔が赤くなってる
ことに気付いた。


すると、悠哉があたし
を見つめながらそっと
口を開いた…


「嫌なら…嫌…って
ちゃんと言えよな?」

『うん…』



あたしたちの唇が
そっと重なった。


深く…
甘く…


悠哉はあたしの服の中
にそっと手を入れてきた。


あたしはほんとに
初めてだったから不安
で小刻みに震えてた。


そしたら…

悠哉は震えが止るまで
ずっと優しく抱き締め
て、頭撫でて、そっと
キスしててくれたね。


嬉しかった。


しばらくすると震え
もとまり、あたしたち
は一つになったー…



怖くて不安で…

何度もあなたはあたし
の手を握って、頭を撫
でてくれてた。


一つになった時…
幸せで幸せでー…


こんな幸せが一生続け
ば良いのにって思った…