『ゆう…や?』

「…り…な…」

『っ悠哉!!』



あたしは悠哉に抱き
ついた。

悠哉も弱い力で抱き
かえしてくれた。



あたしの目からは
涙があふれたー…


そしたら悠哉はいつも
のように、あたしの涙
を優しく拭ってくれた…


それから、優しくキス
してくれたの…



そのあと悠哉はあたし
に、ニコっと微笑み、


「り…な?いま…まで
…ありが…と…な?泣
か…せて…ばっかで…
ごめ…ん…な?いつ…
までも…愛して…るか
ら…な…?」


苦しそうにそう言い
残し、またゆっくり
と目を閉じた…


『…えっ?ゆう…や?
ねぇ!悠哉ぁ!悠哉ぁ!』


あたしは泣き叫んだ。



ねぇ…

あたしないてるよ?

涙…拭ってよ?



死んじゃ…やだよ?


悠哉いないと…

あたしつぶれちゃう…



やだぁ!

ねぇ悠哉ぁ!!




ぁたしはすぐ医者を呼んだ。