ちなみに…

悠哉はめちゃかっこいい!


告白されることも
珍しくなくて…

そのたび
あたしはびびって

悠哉が取らちゃう…

ってかなり心配してた。


その願いが通じてたの
か、毎回悠哉はー…

「ごめんな…気持ち
だけもらっとくな?
さんきゅーな*」

って…


びびっては安心する
毎日が続いてたー…


でも自分は告白でき
なくて…


なにも変わらない…


こんな毎日が続いて


あっというまに過ぎた。


そして高2…

現在にいたる。


あたしと悠哉は同じ
クラスだから

正直ホッとした。


毎日悠哉と会える。
悠哉と話せる。


でも、ただの友達だった。


だけど…
今は違うんだ。


悠哉は彼氏。
あたしの彼氏なんだ*



あまりの嬉しさに、
涙が突然出て来た…



「それでさぁー…は?
お前なんで泣いてん?
大丈夫かっ?おーい*」



悠哉は話を中断して
あたしの涙を優しく手
で拭ってくれた。


『ありがと…つい…
嬉しくって…さっ☆』

「なら良かった…俺
今まじでびびった←」


悠哉はあたしの頭を
撫でながら言った。


「よし!もう授業終わ
るから教室もどるか?」

『うん。』



あたしたちは手をつな
いで教室に帰った。


ほんの短い2人きりの
時間だったけど、これ
からはこんな夢みたい
な日々が毎日続くんだね。


嬉しくてまた涙が出そ
うだった。




この時まだ知らなかった…

この嬉し涙が悲し涙に
変わってしまうこと…



あなたの優しい手が…

もう二度とあたしの
涙を拭ってくれなく
なることをー…


まだ…
知らなかった―…