★悠哉story★

今日も一日終わり、
俺は一人で…

トボトボ帰った。

いつもなら、隣に
りながいるのに…

俺の隣は抜け殻だった。



―トントンっ


誰かに背中を叩かれた。

振り向くと、そこには…

花梨ちゃんがいた。



このとき
花梨ちゃんから全て
聞いたんだー…

りなが一人で悩んで
たことも…

りなが一人で泣いて
たことも…



「りなにはさ、悠哉君
が必要なんだよ。悠哉
君がしっかりしなくて
どうすんの？りなの気
持ちも考えてあげな？」



花梨ちゃんの言ってる
ことはあってる。

俺がりなを支えなきゃ。



＊―次の日―＊

りなは今日も休み…


その日の帰り、悠哉は
りなんちの前にいた。



――――――――――
悠哉が来そうな頃、
あたしはもうすぐだと、
少し緊張していた…




ピンポ～ン


カチャ…


目の前には悠哉がいた。



「久しぶり…りな☆」



久しぶりに聞く悠哉
の声は、落ち着いて…

ホッとした。

あたしは悠哉を自分
の部屋に通した。



「…で…？話って…？」

悠哉が先に口を開いた。




なぜか、だんだん目頭
が熱くなってきた…


悠哉を見てなんかホッ
としたからかな？

悠哉を見てあの日の事
を思い出したからかな？


涙が溢れてきたー…


悠哉はあたしをそっと
抱き締めて、優しく手
で頭を撫でてくれてた。



「りな？ごめんな。
不安にばっかさせて…
泣かせてばっかで…
でも俺が1番好きなの
はりなだから…な？」


『…うん。』


あたしはしばらく
うなずいてた。


「りな…俺のこと…
もう信じれへん？」

『ううん…信じ…れる
…っ疑ってごめん!!』


涙が止まらなかった。



あたしは悠哉を信じ
るって、改めて心に
決めたんだ。





悠哉を信じてたのに…

ショックのせいで
あんな疑ってごめんね？


悠哉…だいすきだよ＊