「えっと…」


一瞬悠哉の顔が赤く
なった気がした。



「…俺の好きなやつは
…今目の前にいる奴!!」



んっ?
目の前?


確か屋上にはあたしと
悠哉しかいない…よ…?


えっ?
ってことは…


あっあたし?



「俺は、りなが…好き」


顔を赤く染めながら悠
哉ははっきり言った。



ほっほんと!?
なんかドラマみたい
な展開だぁ…←



「おい?返事…は?」



嬉しすぎるよ*
あたしも悠哉が…


『あたしも前から…
ずっと好きだった*』


やっと言えた。
「好き」という2文字☆



「…は?まじで?」

『…まじだよ!!』

「やべっまじ嬉しい☆」



―キーンコーンカーン
コーンー…


授業が始まってしまった…



「あっりなーどうせ
もう授業始まってるし
この時間はサボらん?」


そりゃ退屈な授業する
より、好きな人と2人
きりでいたいから―…

『うん。サボるっ←』

サボることにした*


それから屋上で、改め
てお互いのコトを詳し
く知り合った。


幸せだった。

一緒にいるだけで幸せ…


この先なにがあっても…
悠哉を離したくない。


そう思ったの―…