ダイヤモンドの誘惑

・・・

私はいつものように、窓辺に座り、

夜景を眺めながら、

蓮の帰りを待つ・・・

・・・

あまりに見惚れていた為、

蓮が帰ってきたことに、

気が付かなかった。

・・・

蓮は後ろから私をそっと、

抱きしめ、

・・・

「夜景にそこまで見惚れられると、

ちょっと嫉妬するな」

・・・

そう、

耳元で囁いた蓮。

・・・

私は耳を真っ赤にした。

・・・

そんな私を見て、

蓮はクスッと笑う・・・


「今夜は、帰さないよ・・・」