ダイヤモンドの誘惑

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しばらくの沈黙の後、

かすみが慌てて言い訳を始めた。

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昨晩とはまるで別人。

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昨晩は大人の女って感じだったが、

今は可愛い女の子と言ったらよいのか。

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そんなかすみを、

愛しく感じてしまった。

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やはり、

かすみといる時のオレは、

どこかおかしくなる・・・

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それを打ち消すように、

オレはかすみを言葉巧みに誘う。

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かすみは、

オレの言葉に酔ったかのように、

オレのされるがままだった。

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意識を飛ばし眠るかすみを、

今度は離すまいと、

しっかり抱きしめ、眠りについた。