ダイヤモンドの誘惑

「蓮・・・もっと・・

強く抱いて・・・」

・・・

これほどまでに求められると、

オレの理性もどこかへ飛ぶ・・・

・・・

「かすみ…愛してるよ」

・・・

かすみのすべてを感じながら、

瞬く間に時間だけが過ぎていった。

・・・

明け方。

・・・

オレは目を覚ました。

・・・

ストールを肩に巻き、

窓際に佇むかすみが視界に入った。

・・・

「かすみ?」

優しく名前を呼ぶ・・・

・・・

振り返ったかすみは、

今にも泣き出してしまうんじゃないかと言う

顔をしていた。