奈美「なんかおもしろー」

『じゃああたし行ってみるね』

あたしは黒板消しを持ってカーテンと窓を開けた。

外には、3人の男子がいた。

たしかあの人たちって先輩…だよね?

1人の人があたしに気づいたのか目があった。

あたしはすぐに目をそらして黒板消しをはたいたけどもう1回ちらっと見たらまだ先輩は見ていた。

……な、なんだろう…。

咲季が言っていたことは本当だった。

あたしはまた黒板消しに目線を戻して、黒板消しをはたき終えてまた先輩を見てみるとまた目があった。

あたしはまたすぐ目をそらして窓を閉めた。