うっちーと話していたら、階段から西村先輩がおりてきた。
……って、西村先輩!?
あたしは2度見してしまった。
いつもは真鍋先輩とかとおりてくるのに、今日は1人。
しかもなんかこっちにむかってきてるし!!
心臓がうるさいぐらいに高鳴っている。
西村先輩はあたしの目の前で立ち止まった。
ちゃっかりとあたしと目があう。
「ねぇ」
『は、はい』
に、西村先輩があたしにしゃべりかけてくれた~!!!!
表情にはださないものの、心の中ではお祭り騒ぎ。
真帆とうっちーはあたしに気をつかってか、どこかに行ってしまった。

