先輩とあたし。


だってかわいいんだもん!!

女子なんかより足細いし、栄養足りてますか、みたいな感じで。

お尻なんかふっちゃってきゅん死にさせる気ですか。

そんな変態もどきなものに思考は停止し、ただ西村先輩に目を奪われていた。

そして気づいた時には、もう西村先輩は舞台にいなかった。

眞希「かわいかったねー!!!西村先輩超やばかった!!!」

『だよねー!!うわー、写メとりたかったわー!!そしたら永久保存版なのに!!』

眞希「あはは!!だよねー!!」

興奮していたからか、自分でもなにを言っているのか…っていう感じだった。

名人劇場はまだ続いていたけど、西村先輩の姿が頭から離れなくてちゃんと見ていられなかった。

そして、いつの間にか文化祭が終わっていた。