「ぁ~眠い眠い」
本当朝は苦手だなぁ。
「朝なんて消えちゃえ!」
そんな独り言を言いながらトボトボ学校に向かう。
ようやく正門前に着いた。
「よしっ...行くか」
気合いを入れて正門を抜けた。
タッタッタ...後ろから誰か走ってくるそんな気がした。
まぁいいやと思い生徒昇降口に向かう。
ードン
誰かがあたしの背中を押した。
「おはよっ」
振り向くと親友のちえりがいた。
「あっ..おはよっ」
そして生徒昇降口に着いた。
上履きに履き替えてちえりと一緒に教室に向かう。
ちえりは黒髪のショートヘアーに、くっきりとした大きな瞳、小さくて整った鼻、綺麗な唇。
日本の女の子って感じの綺麗な少女。
それに、頭もとってもいい。だって学年トップだよ!!
おまけに性格もサバサバしていて
男女問わず人気者。
「瑠梨亜今日はあんま元気ないね」
ポケーっと歩いてるあたしにちえりが言う。
「そうかな?いつもと一緒だよっ」
笑顔で答える。
「なら良いんだけど!」
と言い、そのまま他の友達の所に行った。
少し冷たく言い過ぎたかな?そんなことを思いながら、1人になった事だし授業始まるまで寝るか.....