ぬくもりをもう一度

ばれて、ないだろうか。


ドクドクと暴れまくる鼓動を

そのままに、

俺は何事もなかったかのように

香澄の側を離れる。


テーブル1つ分の距離を置いて。


あまりの鼓動の激しさに、

息をするのも苦しい。


落ち着かせるように、

飲みかけのビールを口に含むと、

香澄の瞼がゆっくりと開いた。