そんなことを思い出しながらあたしはコートにいる二人を見た。 うん……良い顔してる。 第1クォーターが終了し、現在第2クォーター。 お互いの点数はそんなに変わらない。 正に互角の戦い。 「どうなるんだろう……」 分からない。 だけど、どちらが勝ってもおかしくない展開。 インターハイ出場を賭けた……二人の戦い。 ……あたしはギュッと膝の上で手を握りしめた。 「岬。よく見ておけ。 これがお前がずっと見守ってきた男達の……勇姿だ」 「……はい」 みんな……頑張ってる。