新しいお父さんは最初はすごく優しい
人だった。
でもあたしが6才になるころには
気づいたら暴力をふるわれていた。

毎日毎日、体に痣ができていく。
どれだけ泣いても叫んでも殴る手だけは
とめてくれなかった。

見えるところにも痣がたくさんできた
せいであたしは学校にすら行けなく
なった。

お母さんにも暴力をふるうようになったのは、あたしが8才の時だった。

お母さんはそのせいで病気になった。
入退院を繰り返していた。
病気がよくなってきたと思ったら
また暴力をふるわれて・・・
結局お母さんの病気は治らずに
亡くなっていってしまった。