~笑心の過去~

あたしは、小さいころから虐待を
うけてきた。
4才までは普通の仲のいい家族だった。

でも、ある日あたしが目を覚ましたら
お父さんがいなくなってた。
お母さんがいる部屋にいったら知らない
男の人がいて、
「今日からこの人がお父さんだから。」
お母さんは隣にいる男の人を指さして
言った。

あたしは小さかったから何がなんだか
わからなかった。
少ししたらまたお父さんが帰ってくると
思ってた。
でも帰ってくるどころか日に日に遠く
なっていくばかりだった。