「ほら、にこ目とじろ。」 「・・・どうして?」 「消毒するとこ見てたらもっと痛く なるだろ?」 「うん、わかった・・・」 あたしは静かに目をとじた。 足の裏に冷たい消毒液が流れるのが わかる・・・痛い、痛い、痛い! 「痛い!!」 「もう少しだかんな。」 「にこぉ。終わったぞ?」 「・・・グスッ・・・」 「良く我慢できましたぁ。 エラかったな。」