「く~ちゃん」

「今度は何?」




俺を脱がすのを諦めた心



「隙あり」

「は!?」



諦めてなかった




制服のネクタイ取られた



「心、怒るぞ」

「く~ちゃんは心のこと怒らないもん」



くそ…………心のこと怒れないって分かってやがる




「ぬぅ~」

「はぁ……………」



抱き付いてくる心




そしてそのまま




「心しゃん寝てる~。まだ飲もうよ」

「頼むから、そっとしといてくれ緋色…………」





俺の腕の中で眠ってしまった