熱魔 「桜威!!桜威!!」

桜威の顔がどんどん青ざめていく

まさかこんな事になるなんて・・・

予想してもなかった・・・

桜威 「・・・羅奈・・・熱魔・・・零夜・・・」

熱魔 「桜威っ!?」

零夜 「桜威!!大丈夫か!?」

羅奈 「大丈夫??」

桜威 「っ・・・ごめん・・・」

桜威の目は涙目だった

しかもいきなり謝ってくるなんて・・・

羅奈 「何で謝るの?桜威は悪いことなんかしてないよ!!」

桜威 「っ・・・僕もう・・・無理だよ・・・」

熱魔 「何言ってんだよ!?」

桜威 「僕・・・もう・・・此処にいられないよ・・・」

ぽろぽろと涙を流していた

一体何があった

何を見たんだ

零夜 「何をいきなり言っているんだ!!」

羅奈 「そうだよっ!いきなりどうしたの?」

桜威 「っ・・・ふっ・・・ごっ・・・ごめぇんなさぁい・・・っ・・・」

熱魔 「何で泣くんだよ・・・っ」

桜威 「ごめん・・・ごめんなさい・・・っ」

零夜 「謝るな!!」

羅奈 「・・・っ」

桜威 「熱魔ぁ・・・僕をっ・・・そこから・・・っ落と・・・っしてぇ・・・??」

桜威の指差す方向は_




















鉄格子の向こう















熱魔 「・・・お前っ・・・」

桜威 「お願いぃ・・・僕・・・本当のっ・・・ゾンビに・・・なりたくないのっ・・・お願いっ・・・頼むよ・・・っ・・・」

熱魔 「えっ___」

本当の・・・ゾンビ???

零夜 「・・・お前っ!!」

桜威 「・・・どうやらっ・・・首輪にはっ・・・ゾンビになっちゃう薬品が・・・っ・・・付いてたらしいの・・・っ・・・だから・・・っ!?!!うぇっ・・・グァッゲボッ・・・お願い・・・熱魔ぁ・・・」

熱魔 「・・・嘘だ・・・」

羅奈 「嫌だ・・・嫌だ・・・」

桜威 「熱魔・・・っ・・・お願いっ・・・」

熱魔 「っ________」

俺の中に残ったのは___
































___精神崩壊___


___________________

今回は夏魔がお送りしました・・・((